レンタルDVD映画をPCで良い音にする方法

無料ソフトで人気になっているのが「DVD Shrink」です。もともと、オーソドックスな4.7GBのDVD±Rに、8.5GBも容量がある2層式のDVDは、コピーしようにも当然ながら収まりきりません。もちろん容量が8.5GBある2層式メディアも売っていますが、価格は高く、結局DVDコピーは容量が4.7GBのDVD±Rが主役というのが実情です。


そこで「DVD Shrink」の出番です。それは最大8.5GBの2層式DVDデータを圧縮できるからで、4.7GBのDVD±Rに収まるサイズ編集が可能です。無料のいわゆるフリーソフトですから、機能面で心配される人もいるでしょう。確かに同様の機能の有料ツール「Clone DVD」などと比較すれば、作業スピードは確かに劣ると思いますが、仕上がりは何ら遜色がないようで、それならフリーとして非常に優れたツールということになるはずです。


まずは、DVD Shrinkの日本語版をサイトからダウンロードしてください。このファイルはzipで圧縮されているので解凍します。「Lhaplus」でOKです。解凍するとインストーラーが現れるので、これを実行し、DVD Shrink本体をインストールします。


初期設定は、「DVD Shrink」起動後に、「編集」→「各種設定」と選択します。５つのタブ（「各種設定」、「プレビュー」、「出力ファイル」、「ストリームの選択」、「ファイル I/O」）のある設定画面です。設定は「DVD Shrink」内に保存され、次回起動からは設定する必要はありません。「目標の DVD サイズ」は、通常「DVD-5 (4.7GB)」でいいでしょう。


Custom」では細かい値も指定できます。「マルチタスクを優先する」は、チェックを入れておいてください。「微小なサイズの音声/字幕ストリームを隠す」にチェックを入れ、不要な選択肢を排除しておくと便利です。